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アーティスト|大野 雅人

1983年生まれ東京・神戸出身。日本、スウェーデンと米国で学び、大学卒業後は報道カメラマン・プロデューサーとしてブルームバーグ・ニュースとロイター通信社東京支局に所属。2013年に再び渡米。2015年、パーソンズ美術大学大学院写真・関連メディア専攻修了。以降ニューヨークを拠点に写真、映像、インスタレーションを中心とした美術作品を世界的に発表している。2018年に大規模国際美術展、第38回アイルランド・現代アート・ビエンナーレに招待されたのを皮切りに、アルス・エレクトロニカ (オーストリア、2020年) 、アンフィニィッシュド・フェスティバル(ルーマニア、2020年)、国際宇宙会議 IAC 2021(ドバイ)など、近年は主に国際展での展示を続けている。2020年には、マサチューセッツ工科大学メディア・ラボと共同で、大野が制作した三作品が地球低軌道上の国際宇宙ステーションへ往復輸送された。また2022年2月から約10ヶ月半の期間、国際宇宙ステーションでの実験プロジェクトにも作品を提供した。同作品は今後、月面への輸送が検討されている。


略歴:

1983 年:島根県大田市生まれ
2012 年:[個展] Unmeasurable Sole、表参道画廊 + MUSEE F(東京)
2013 年:渡米
2015 年:米パーソンズ美術大学 大学院 アート・メディア・テクノロジー学部 写真・関連メディア専攻 修了
2018 年:[国際美術展] 38th EVA International、アイルランド・現代アート・ビエンナーレ(愛蘭・リムリック)
2020 年:[国際宇宙プロジェクト] Sojourner 2020、米マサチューセッツ工科大学メディア・ラボSEI(国際宇宙ステーション、地球低軌道)
2020 年:[国際美術展] アルス・エレクトロニカ 2020(オーストリア・リンツ)
2020 年:[国際宇宙プロジェクト]Moon Gallery、(国際宇宙ステーション、地球低軌道)


学歴:

2005 米ペンシルベニア州立テンプル大学 映画・メディア・アート専攻、アート副専攻 Summa cum laude(最優等)学士号
2015 米パーソンズ美術大学 大学院 アート・メディア・テクノロジー学部 写真・関連メディア専攻 修了

個展:

🇯🇵2012 「Unmeasurable Sole」表参道画廊 + MUSEE F、東京・渋谷区
🇯🇵2014 「So Many Things Don’t Know、東京写真月間 2014」MUSEE F、東京・渋谷区


国際宇宙プロジェクト:

🌏2020 「Sojourner 2020」米マサチューセッツ工科大学メディア・ラボSEI(国際宇宙ステーション、地球低軌道)
🌏2022 「Moon Gallery」(国際宇宙ステーション、地球低軌道)

国際美術展、国際展:

🇨🇳2013  「第13回中国平遥国際撮影大展」山西省、中国
🇳🇿2014  「Future Projections、オークランド・写真フェスティバル」ニュージーランド
🇳🇿2015  「Future Projections、オークランド・写真フェスティバル」ニュージーランド
🇮🇪2018  「38th EVA International、アイルランド・現代アート・ビエンナーレ」リムリック、アイルランド
🇦🇹2020 「アルス・エレクトロニカ 2020、ケプラーの庭」リンツ、オーストリア
🇷🇴2020 「UNFINISHED Festival」ブカレスト、ルーマニア
🇦🇪2021 「Moon Gallery Exhibition」国際宇宙会議 IAC 2021、ドバイ、アラブ首長国連邦
🇷🇴2022 「UNFINISHED Festival」ブカレスト、ルーマニア

主なグループ展:

🇺🇸2013  「Photoville 2013」ブルックリン・ブリッジ公園、ニューヨーク
🇺🇸2014  「Made in China」ブルックリン・ファイアープルーフ、ニューヨーク
🇺🇸2014  「Photoville 2014」ブルックリン・ブリッジ公園、ニューヨーク
🇺🇸2014  「FOTOFEAST」パーソンズ美術大学、ニューヨーク
🇺🇸2015  「Hyphen」トライアングル・ギャラリー、フィラデルフィア
🇺🇸2015  「Push Pull」Arnold and Sheila Aronson ギャラリー、ニューヨーク
🇨🇳2015  「MiA: Beijing Station:: First Chapter」DDC、北京、中国
🇺🇸2016  「Between Senses」ギャラリーハウス、ニューヨーク
🇯🇵2017  「Mediation」UltraSuperNew ギャラリー、東京、渋谷区
🇺🇸2018  「Postcard From The Edge」ギャラリー524、ニューヨーク
🇺🇸2018  「THERE IS NO THREAT」TriBeCa 145 Chambers St.、ニューヨーク
🇺🇸2019  「Postcard From The Edge」BORTOLAMI ギャラリー、ニューヨーク
🇺🇸2019  「Multiversant」ChaShaMa 360E 64th St. ギャラリー、ニューヨーク
🇺🇸2019  「Wild Wild Earth」フォード財団ライブギャラリー、ニューヨーク
🇯🇵2019  「拡張するメールアート」湯山ギャラリー「大地の芸術祭」の里 越後妻有「秋」、新潟・十日町市
🇺🇸2019  「STATUS」The First Presbyterian Church in the City of New York、ニューヨーク
🇯🇵2020 「増殖と破滅のはざまで 」湯山ギャラリー「大地の芸術祭」の里 越後妻有、新潟・十日町市
🇺🇸2021  「The Invincible Beings」The First Presbyterian Church in the City of New York、ニューヨーク
🇺🇸2022 「Artrepreneur: Curated」New York Artists Equity Gallery、ニューヨーク


主な受賞:

2014  米パーソンズ美術大学大学院アート・メディア・テクノロジー学部賞受賞
2015  Intl. Photography Awards、アブストラクト部門、オナラブル・メンション
2015  Neutral Density Photography Awards 2015、アブストラクト部門、一位・金賞受賞
2015  Intl. Photographer of the Year 2015、アブストラクト部門、銀賞受賞
2017  米トライアングル・アート・レジデンシー
2018  第38回アイルランド・現代アート・ビエンナーレ招待
2018  米ニューヨーク芸術財団移民芸術作家育成プログラム
2019 米マサチューセッツ工科大学 The Media Lab Space Exploration Initiative 国際宇宙芸術プロジェクト

メディア:

2015 Ptak, Laurel. "PUSH PULL" Exhibition Catalogue, New York, Parsons School of Design, 2015, PP. 20-21
2015 Ono, Masahito. "AiOP 2015: RECALL Thinker in Residence: Masahito Ono." AiOP, 2015, artinoddplaces.org/aiop-2015-recall-thinker-in-residence-masahito-ono/
2018 Dunphy, Niamh. Ed. "38th EVA International" Exhibition Catalogue, Ireland, EVA International, PP. 258-261 (ISBN 978-0-9576258-4-6)
2019 Maeyama, Tadashi. Ed. "拡張するメールアート" Exhibition Catalogue, Niigata Japan, Gallery Yuyama, 2019, P. 6
2020 Maeyama, Tadashi. Ed. "増殖と破滅のはざまで—パンデミックに己をどう刻印するか" Exhibition Catalogue, Niigata Japan, Gallery Yuyama, 2020, P. 9
2020 Mevada, Reechal. “FictionFinder: A conversation with Masahito Ono” Fictionmapper, 3 June. 2020, fictionmapper.com/post/fictionfinder-a-conversation-with-masahito-ono
2020 Pollack, Barbara. "Across the Universe, With companies like SpaceX and Blue Origin pioneering a new era in space exploration, artists show what’s at stake" Air Mail, 20 May. 2020, airmail.news/arts-intel/highlights/across-the-universe-189/
2021 Murata, Mai. “ジャーナリズムからアーティストへ「心に残り続けるものを作りたい」” VO1SS, 4 January. 2021, jp.vo1ss.com/2021/01/04/masahito-ono/
2022 Peredruk, Eloise. “Moon Gallery: the first museum in space” Next Nature Network, 7 March. 2022, nextnature.net/magazine/story/2022/moon-gallery
2022 Matei, Alexandra Badicioiu. "[Off-Center] Masahito Ono: I always say inspirations do not come to you when you are looking for one, just like love" September 22. 2022, iqads.ro/articol/61312/off-center-masahito-ono
2022 Cîrlig, Ioana. "Tu cum te-ai uita la Pământ din spațiu? O conversație cu artistul japonez Masahito Ono" Scena 9, 12 Oct, 2022, scena9.ro/article/artist-conceptual-spatiu

職歴:

2004ー2005 CNN東京支局:インターン、フリーランス
2005    ワイデン・アンド・ケネディ・トウキョウ:インターン
2005ー2009 ブームバーグ・ニュース東京支局:マルチメディア技術者/日本語プロデューサー
2009ー2012  ロイター通信社東京支局:アシスタント・プロデューサー、技術プロデューサー/カメラマン
2012ー2013 電通デジタル:マーケティング・プランナー
2014ー2015 パーソンズ美術大学:ティーチング・アシスタント、BFA Photography Thesis 1 and 2(NY)
2015ー2022 Alfredo Jaar Studio:プロジェクト・マネジャー/エキシビション・デザイナー(NY)
2015ー現在  アートディレクター、コンテンツ・プロデューサー、フォトグラファー、ビデオグラファー(NY)
2022ー現在 Artrepreneuer:キュキューレター、ディレクター・コマーシャルオペレーション(NY)